2023年猛暑の中、ボ~ッと思う事

あっという間にもう2023年の夏になってしまいました。
今年は猛暑となっておりますので皆さん何卒体調管理には気を付けて下さい。

新型コロナウイルスの類型引き下げにより規制も緩和され、行動制限解除による観光や飲食などの消費活動が戻って来てやっと経済が動き始めた感がありますね。
特に円安による海外からのインバウンドの経済効果は好調の様ですね。
但し、国内では(円安の影響による)物価高騰の為に消費活動に歯止めが掛かっている様です。
ま~、平たくして景気が上がっていれば良いのですが、はたして国内の消費活動の向上には何が必要なのか...。


そう、
やっぱり「先立つもの」はお金(収入)ですよね。

TVでは「日本は他国に比べて賃金上昇率がこんなに低い(遅い)んですよ~」なんて煽っていますが、そもそも我が国では収入と支出のバランスがとれていたから賃金(収入)を増やす必要が無かっただけで、他国と比べる事自体おかしな話だと思うんですよね。
個人においてもそれぞれが望む生活水準があって、支出が多ければその分労働に励み多くの収入を得るために努力する人もいれば、最低限の衣食住が出来る収入が有れば満足な人もいます。その国独自で生活出来る為の需要(収支)と供給(収入)のバランスで成り立っているので、「他国はこうだから」とバランスを崩す必要は無いと思うのです。

今回の物価高騰を賃金アップによりその収支バランスを保とうとする動きが有ります。

でも、製造業で言えば原材料や燃料費の値段が上がった分を製品価格に転嫁しているので、結果的に製品価格が高くなってしまっているだけなので決して会社の利益が増えるている訳では無いのですよね。(便乗値上げをしていないほとんどの企業さんは)
とどのつまり、物やサービスが売れなければ企業は利益を得られないですし、利益が出なければ従業員さんにも還元は出来ないんです。

物価が上がれば消費が減る。
消費が減れば企業の利益が減る。
企業の利益が減れば賃金が減る。
負のスパイラル...

これでは賃金アップどころかダウンしなければなりません。

でも、はたして、

企業が人権費(賃金)を上げるために価格を引上げる。
労働者は賃金が上がったので消費が増える。
物が売れるので企業の利益が増える
正のスパイラル!

となれば良いのでしょうか?

人間は欲深く、とどまることを知りません。誰だって苦せずにほしい物を得て、より良いサービスを受けられて楽しい生活を送りたいと思うはずです。
上記の負のスパイラルには限界がありますが、正のスパイラルには際限が有りません。
大切なのは個々が求める生活水準の満足度だと思うのです。
単に「物価が上がったから賃金を上げる」というだけではただ貨幣価値が下がっただけで生活レベルが上がるわけでは無いのですよね。
結局は、個々がより良い生活を得るために「労働に精を出し、その対価を得て消費をする」という基本活動自体に意欲を持てるかが重要で、その基本活動がその国の経済バランスを保っているのだと思います。
その為に企業は、その製品やサービスに係る労働者の賃金を含めた原価管理や付加価値に注視して適正価格を決め無ければなりません。過剰な利益を得ようとしたりせず、なによりも一生懸命働いた人に正当な対価を得える事を第一に。

楽して稼ごうなんて人が増えたらその国どころか世界経済が終わってしまいます。

どうか「皆さん希望を捨てずに一生懸命労働に励めばきっと報われます!」
と言い続けられる社会になります様に(祈)

2023年08月07日