デジタル化を生きる
はい、10月に入りました。
急に涼しくなりましたね。くれぐれも体調にはお気を付けて下さいませ。
猛暑だった2020年の夏。
皆様如何でしたか?
「なんだかコロナ騒ぎに引っ張られてあまり印象にないな~」と言う方多いのでは無いでしょうか。
私はもともと夏が好きでは無いので率先して出かける方では無い為、あまり変わらない夏を過ごしたのですが、毎年夏のレジャーを楽しみにしている方々には「感染のリスク」を感じて自粛したので「つまらない夏」となってしまいましたね。
特に子供達にとっては「休み多いけどどこにも行けなかった」と言うストレスは計り知れないと思います。
来年こそは楽しい夏となる様に祈りましょう。
さて、我が国の新総理が決まりましたね。
その手腕は如何に。
新総理(内閣)の政策の一つに「デジタル庁の新設」なんてのが有りますね。
なんでも「各省庁のデジタル化を推進する司令塔」を担うとか。
確かに今までの情報をデータベース(デジタル)化すれば従来の紙ベースでの管理と比べると情報処理のミスや効率化、それにに伴う手続き処理の簡素化、情報管理の等が格段に向上するでしょう。
そうなると行政機関の事務に係わる人員は削減となってしまうのですかね?
だって、完璧な管理システムを構築すれば書類管理や手続きチェック等に処理は大幅に減るわけで、それが日本全国の情報を一括管理出来たり、個人がオンラインで手続き可能なサービスが増えたりすれば相当数の職員が不要になることになります。
システム管理とセキュリティー管理の職員が居れば事足りますからね。
結果的に行政機関係の事務に携わる一般公務員さん達の人件費、すなわち税金の支出は押えられますが、その公務員さん達からの年金・保険料や税収は減ってしまう(支出減のメリット方がはるかに多いですが)し、収入の変化により(仮に所得低下になった場合は)消費が減る事で経済活動の低下、社会保障費の増大にも影響して来ますよね。
一体どうなるのでしょうか?
ま、そこらへんは頭の良い先生方が考えてくれている事でしょうね。(きっと)
このデジタル化の風潮は以前から製造業でもあり、ロボットによるオートメーション化が進んでおります。
確かに同じ製品を生産する場合などは圧倒的に工程管理・稼働率・効率化や人件費の削減による生産コスト削減に効果が大きく、これから先もどんどん進んで行くことでしょう。
そこで、製造に係わる仕事において「どう生き残って行くか?」です。
それはやっぱり「技術力」ですね。
「お~、凄く当たり前の事言ってる~!」と言う声が聞こえて来そうですが、大切な事は「デジタルを活用した技術力の向上」と言うことです。
工作機械やロボットはコンピューターの性能向上に合わせて動作機能や動作スピード等が日進月歩で進化しております。従来の古い機械では太刀打ちできないスピードと精度で加工する事が出来るのです。
でも「なるほど~。では最新の機械設備を導入すれば仕事が取れるんだね。」と言う訳では有りません。
その高性能な機械をいかに使いこなすかが重要なのです。
コンピューターはソフトが無ければただの箱、やはり人間の介在が無ければ動きません。
機械が勝手に動いて製品を作れたらもう人間はいらなくなりますしね。
となると、「企業が必要とする人材の生き残り競争」や「仕事獲得の競争」に勝つ為にはやはり「技術力」が必要なのです。
凄い技術やノウハウを持っているのに「コンピューターが苦手で...」という理由で最新の機械設備導入を敬遠したり、逆に技術力やノウハウが乏しい為、高性能な機械を使いこなせない、という状態ではこれから将来の製造業では「生き残って行けない」かもしれません。
当社はこの仕事で「生き残これる人」を育てて行きたいのです。
という訳で、入社希望の方は連絡下さい。