私はダメですね~。

会社出勤による新型コロナウイルス感染拡大の防止策の一環として色々な企業で導入されている「テレワーク」。コロナ禍の収束後も「テレワークが新しいワーキングスタイルになるか?」なんて言われておりますが、実際に「テレワーク」を経験している方はどうなのでしょうかね?

私は「ダメ」派ですね~。

この会社を設立するまで(個人事業時代)、半年ほど自宅で仕事していた時期が有りました。私は仕事と生活のメリハリが付けられず、「いつでも出来るや~」「まとめてやれば何となく出来るさ~」など言う過信により仕事を貯め込み、気が向いた時にまとめて仕事をしたりしていた結果、体調不良・ストレス過多に見舞われそうになりました。
その後、知人の工場にて間借りが出来、仕事場に通うようになったお陰で在宅ワークからは解放され重症には至らなかったのですが、本当に辛かった思い出があります。
「あなたは自己管理が出来ないからでしょ」と言われれば「はいごもっともです。」としか言えませんが、自分で計画を立ててその時間割の通りに行動し続ける事って案外と大変なんですよね。
特にここぞという集中を要する時間や息抜きの時間を自分で作って実行する事って本当に難しいです(私は)
会社では出勤時間が有り、昼食が有り、3時休憩が有り、業務終了時間が有ります。基本そのルールに沿って社員は仕事をこなしていきますよね。営業先に出向く業務の人も相手先のルールに沿って動きますから同じですね。
特に人が集まって与えられた時間の中で与えられた業務をする事で何となく「ここは集中すべき所だ」「今は休んでおく時間だ」的な一体感を感じる事って有りませんか?一人でやっているとその雰囲気(空気感)が感じられず区切りが付け難くくなってしまいます。
とにかく朝出社して帰宅退社すまでの時間、つまり「拘束時間」を設けることで仕事と生活の意識の切り替えが出来るのだと思います。

子供の頃、夏休みの宿題を自発的に計画表を作って毎日規則的に実行していた子はどれくらいいたのでしょうか?
「休みに入って直ぐにやってしまうタイプ」か「休み終了間際に泣きながらやるタイプ」が圧倒的に多かったと思います。
「初めにやるタイプ」と「後にやるタイプ」は、「まとめてやるタイプ」に統一されると考えます。この「まとめてやるタイプ」の人は、強制的にやらねばならない状況におかれると本領を発揮はできますが、第三者(親等)がルールを決めてあげないといつまでもやらなかったり、止め時がわからずやり過ぎて生活リズムを崩したりしませんでしたか? 私はそうでした(^o^)
これは「子供だから」という事では無く潜在的な物だと思うので、その「タイプ別」の比率は大人になってもあまり変わらない様な気がするのです。
勉強を仕事と置き換えると、仕事は夏休みの宿題のように一時的な物ではないので、勤めている間はずっと続く訳です。しかも大人になれば生活サイクルのルールを決めてくれる親も先生も(ほとんどの場合は)いないですしね。

そう考えると「テレワーク」の方が良いと思う人は少ないのではないでしょうかね。

ま~、何より今は皆さんが健康で活躍出来るワーキングスタイルを選択できる状態に戻ってほしいと願うばかリです。

2020年06月09日